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読書の時間9限目「20歳のときに知っておきたかったこと」

スタンフォード大学集中講義。


50歳の著者が20歳の時に知っておきたかったこと。

たったそれだけなのですが、アメリカ人はやはり日本よりも一般的に起業家精神に富んでいるのかな?いや、起業家精神とかいえば、すごく仰々しいですが、新しい何かに挑戦する事や、失敗を許容する文化。そして議論する文化は、日本にはない、いい文化です。

なにはともあれ、内容がいかにも「起業家」向けテーマに見えてしまうのが本書のおしいところ。人間だれしも、失敗し、成功の機会を見つけ、挑戦し、その結果を受け止め反省し、次に進む事が出来ます。この本は、スタンフォードってこともあり、どうしても起業論に話が偏ってしまっていますが、著者が言いたいのはそこじゃないのです。それに気がつかず、「どうせまたアントレの話だろ。パス」と言われてしまったのが悲しいところ……。

何はともあれ、私ももうすぐ20歳になりますが、はっきり言って、20歳なら当たり前のことなのです。ただ、私も含め、きっと多くの人間がこの当たり前に気がつかず、そして当たり前が実行できていない。だからこそ著者はこの本を書こうと思ったのかな?と思います。

大学生活、何かに躓いたら、この本を再び読み返してみると、そこに何かヒントがあるかもしれない。と思って永久保存棚にしまいました。笑