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bussorenre Laboratory

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日本が福祉国家になれない理由(人類の発端から終末までの予測)

どうもこんばんは。
まだまだスウェーデンなうのぶっそれんれです。スウェーデンで色々勉強しながらまとめた個人的見解をここに残します。結論から言うと、日本は最低40年はたたないと福祉国家にはなれません。
※例によってこの記事も超個人的な見解バリバリなので、気に食わない表現や意見がありましたら、バシバシ叩いてください。

「人間」ではなく「思想」が国を動かす。

いきなり本題ですが、国の政策はその国を動かす主権が誰にあるかで大きく変わると考えられています。ヨーロッパ諸国では革命が起こるたびにその国を動かす主権が変化してきました。貴族→市民階級→労働者 など。
現在、先進国の大半は「民主主義国家」です。選挙によって全国民が皆平等に国の代表者を選び、間接的に政治を行う。世界の常識ですね。

しかし、主権が王族から市民階級や全ての国民に移ったとしても、その国を動かす「思想」が変化するとは限りません。大陸のような人の交流が盛んな地域は様々な思想が入り交じるので、主権の変化と共に思想も変わりやすいのですが、日本のような島国は新しい思想が入ってくることは、大陸に比べてあんまり無いので、主権が帰属から武士、武士から国民に移っても政治の思想は全く変わりませんでした。

というわけで、世界の国々はどういう思想で政治を動かしているのか、私の主観で以下の6つに分別しました。人類の歴史で出現した順番で書いてます。

部族国家、民族国家

世界のどの国も、歴史は全てこの思想から始まります。家族を中心とする生活主体です。それが少し大きくなると部族になり、もっと大きくなると民族になります。今を生きるために食べれたら良い。ただそれだけの思想です。日本では石器時代縄文時代がこれにあたります。ちなみにこの「石器時代」というのはどこの国にも歴史上必ず存在します。
今もこの思想で回っている国はいっぱいあります。アフリカや東南アジアの部族・民族とか結構有名ですよね。ウルルンでもしょっちゅう取り上げられていましたしね。これらの国は「とにかく生きること」を目的に政策を決定します。というか、そもそも国でない可能性が高く、政策なんて無い可能性が…汗

宗教国家

さて、民族がもっと大きくなって、国家が形成されるか否かの頃、これまたどの国でも「シャーマニズム」が出現します。日本で言うと弥生時代の卑弥呼であるとか。古代エジプトの信仰とか。ヨーロッパでもキリスト教が国を動かしたり。これらに共通して言えることは「なんの科学的・論理的根拠もない信仰が国を動かす」ということです。当然ながらこの思想の国家もまだまだあります。イスラム圏がその最も有名な例だと思います。
これらの国は政策決定時にとにかく宗教に従います。まずは宗教が全てなのです。その範囲内での農業だの工業だのを行います。

王族・貴族国家(エリート主義)

さて、お次は王権神授説が誕生します。王は神様から授かった絶対的な支配権があるとか、訳のわからない理屈で支配される現象です。これが徐々に変化していき「選ばれたエリートが国を動かす」という貴族国家・武士国家に発展していきます。中国の科挙はまさにその「選ばれたエリートを決める国家大会」の代表例ですね。日本は飛鳥時代の冠位十二階から今に至るまでずっとこの思想で動いています。受験戦争とかもうその典型例ですね。今なおこの思想で動いてる国は、中国・日本・韓国などの東アジアとヨーロッパの一部(イギリス・フランスなど)ですね。これらは「象徴国王」を持っている場合が多いです。
これらの国は「エリートを生む政策」を心がけます。また「エリートを守る政策」も同時に行います。だって「エリート」が国の資源なのですから。

資本主義国家(移民国家)

ヨーロッパの大航海時代から始まり、アメリカ大陸発見、アフリカ大陸の植民地化、市民革命などなど、俗に言う「開拓者」の思想を持つ人達の動かす国です。現在、世界は資本主義で回っています。かの時代、彼らは生活に莫大な豊かさを与えてくれるスーパースター的な存在だったのです。金銀財宝、香辛料、土地、奴隷、その他もろもろを求めて多くの白人がアメリカへ移住し、アメリカ合衆国を創り上げたのは皆知ってることですね。アメリカは先進国ながら福祉政策が皆無に等しいのは、経済の自由放任主義を貫くことにより資本家がより動き易くするためです。つまり、「資本家のための政策」です。だって彼らにとって、資本家は国のスーパースター、英雄なのですから。起業家教育がスタンフォード大学で生まれたのも、英雄を生み出すための教育だから当然のことです。また、アメリカ人はヒーロー物が好きなのも、こういう歴史背景があるからだと私は思います。

奴隷の国

これは資本主義国家のスピンアウト的な立ち位置の国です。資本主義の元、搾取され続けた国は、次第に搾取されることに慣れてしまいます。また、搾取していった欧米人が世界的に成功しているのを見て、搾取するものこそが世界では善であるという思想が根底に存在します。窃盗を始めとする犯罪が多かったり、国連がいくら物的支援をしても国のお偉いさんが全部横領していくのも、この思想が国全体にあるからじゃないかな?と思います。
ちなみに、これらの国は民主主義にもあまり興味がありません。なぜなら搾取される絶望感に慣れてしまい、何をやっても無駄だという無気力感に支配されています。だから政治にも興味が無いのです。だって何を言っても搾取されてしまったのだから。
あれ、この話どこかで聞いたことありませんか?笑

労働者の国

そしてコレがおそらく最も新しい思想。労働者の国。北欧や一部のヨーロッパ、旧社会主義国家の一部がこれにあたります。共通して言えることは「福祉政策の充実」です。福祉政策は一線を越えると社会主義になってしまいます。実際、社会主義国家は労働者の革命により生まれたものですしね。
これらの国がなぜ福祉政策を充実させるのかというと「雇用を守るため」です。スウェーデン人は、どの政党を支持している人でも、適切な労働が幸福を生むと皆信じています。高い税金を払ってでも高齢者介護を行い、教育費を無料にしたり、環境を保護したり、男女の雇用機会を均等にしたり、休暇手当を充実させたりするのも、全て労働の幸福を守るためなのです。

余談:なぜ社会主義国家は失敗したのか?

先ほどの6つの分類の上で、労働者の国というのは社会主義国家に相当しそうですが、実は失敗した社会主義国家は「原始共産制」や「宗教主義」「エリート主義」に退化していたのではないか?と思います。私はその時代を生きていないのでわかりませんが、人類が真価しているのに対し、国の思想が退化してしまうと、だいたいその国は滅びます。

日本が福祉国家になれない理由

もうほとんど書きました(笑)
スウェーデンのような福祉国家は全て労働者のための思想・政策なのです。エリート思想が政治を動かす国とは毛色が違うのです。「じゃぁ日本人みんな労働者の思想になればいいじゃないか!?」
「無理です^q^」
労働者の思想になるには、今のエリート主義から二段階もの変化が必要です。
実は日本は資本主義思想に移行しようとしてました。特に第二次大戦後の高度経済成長期の日本はまさに資本主義思想の塊ですし、バブル経済も資本主義思想の有頂天状態とも言えるでしょう。そのバブルが弾けて20年、経済は全く良くならず、徐々に「奴隷の国」の思想に傾いて来ました。無事二段階の変化を遂げようとしていますが、方向性が残念なことになっています。日本は海外から奴隷を連れてくる事はしなかった代わりに、自国の未来を奴隷にして資本主義思想を謳歌してたんです。
それでは行けない!と言うことで解決方法を模索していると、自国の歴史を発見してしまいます。「なんだ、日本はエリート主義で2000年近く成功してきたんじゃないか。エリート万歳!」ということで受験戦争が全面戦争になります。今となっては就活戦争とか。ということで、結局エリート主義に落ち着いたのでした。
が、今回の3月11日の東北の大地震及び原発事故を受けて、それではヤバイんじゃね?って事で今度こそ本格的な資本主義思想への移行が始まります。「起業家教育」や「ベンチャービジネス」「ビジネスコンテスト」が地震以降一気に注目されるようになってきたのも、その流れのおかげです。
当然ながら、福祉政策の源である「労働者の国」は「資本主義思想」の次のステージなので、まだまだ実現は程遠いと思います。本当の福祉政策が生まれるのは資本主義思想が熟してからでしょう。世界の歴史を見ているとだいたい40年くらいかかりそうです。
※自分の人生中に大成功を収めたければ今すぐ起業家教育を受けてビジネスを起こしましょう!次のステージの率役者として歴史の教科書に乗りたければ労働者思想を学んで福祉政策をひたすら提唱しましょう!

余談:6つの分類に良い悪いは無い。

これらの6つの分類に言い悪いは存在しません。全てに一長一短が存在しますが、一番平等な思想は最初の原始共産制、一番幸せな思想は最後の労働者の国、そして一番強いのは資本主義の国です。弱肉強食の掟に則ると、資本主義が一番生き残りそうですね(笑)。

福祉政策も実は崩壊寸前

福祉政策の最も重要な要素は「雇用と労働」です。これを保証するための政策なのに、もうヨーロッパには仕事が無いのです。スウェーデンの失業率は8%前後、いくら労働市場が流動的だからと言っても、18〜26歳の世代に限っては失業率が20%近くなのです!!これは大問題!仕事が無いという事は、彼らの価値観に当てはめると幸福が存在しないということになります。
この問題を受けて、スウェーデンの全ての学校では来週から「起業家教育」を取り入れます。(労働者の国としては、本当に一か八かの政策だと思います)

グローバリゼーションと労働者の国

ヨーロッパから仕事がなくなった理由はもう自明です。グローバル化です。アジアやアフリカの安い労働力を資本家が使います。文句ばっかり言って人件費の高いヨーロッパの人材なんてもう使いませんってことです。このあたりは日本も一緒ですよね。
じゃぁグローバル化が悪いのかというと、それはまったくもってNoです。グローバル化は、世界の富の量を平等にする働きがあります。実際、数年前は日本人を雇うより1/10の人件費ですんでた中国も、今や徐々に人件費が高騰し、富を手に入れて行きました。人件費という点で考えると、中国人を雇うメリットは徐々になくなりつつあります。このようにして、徐々に世界の富の量が平等になっていけば、自動的にグローバル化による雇用の一時的な減少はなくなります。

本当の敵は人口超過

私が思うに、世界中に存在する問題は、全てこの問題に集約されます。
地球という限られた資源の中で、人類一人あたりが使える資源の平均値は人類の総数に反比例します。仕事が無いのも、人類全体が求めている仕事の量に対して、人間の数が多すぎるからなんじゃないかな?と思います。
今まで通りの生活水準を維持するとかしないとか関係なく、世界に存在する食料の総量的には80億人を養うのが限界らしいなので、90億人とかふざけた人口に達したら、全員飢餓で滅んでしまいます。これを解決するための手法は「人口を減らす」「人間が小さくなる」のいずれかしかありません。過去に人類は疫病や戦争で人類の数を減らしてきましたし、科学の発展により使える資源の量も増やし、質も向上させてきました。しかし、科学が発展しすぎて疫病で人が大量に死ぬことは過去に比べると減りましたし、戦争も世界的に禁止されているので、戦争で減ることもそんなにありません。先進国は自動的に人口が減少していますが、発展途上国ではまだまだ爆発的に人口が増加しています。残る手段は「人間が小さくなる」です。
実際、日本人がアジア人の中でも特に小さく細いのは、土地が狭すぎて小さくならざるを得ないからではないか?という学説も存在します。私もこの学説を支持しています。

2050年の世界

国連の予測ではこの前後に世界人口が90億人を突破します。以後、徐々に増幅幅は狭まり、そのうち減少に転じるだろうと言われています。私の予想ではこの頃から先ほど述べた6つの国の思想に加えて7つ目の思想が誕生すると思います。おそらく奴隷の国の思想が何らかの進化を遂げると思います。実はどういう内容の思想になるかも予測しているのですが、これを書くと完全に人種差別につながってしまうので書けません。
※ちなみに日本は、人口が1億人を切ったこの頃にようやく福祉国家に転換出来るんじゃないかな?と思います。大地震で滅びてなければ。

そして80万年後の世界へ

なんでいきなりこんなぶっ飛んだ話題になったかというと、HGウェルズ(タイムマシンという小説の筆者)が面白い事を予測しているからです。wikipediaから抜粋します。

時間旅行者が到達した紀元802701年の未来世界は、エロイと自称する単一の人種が幸福に暮らす、平和で牧歌的な桃源郷の様相を呈していた。エロイは身の丈約4フィート(約120センチ)に、ピンク色の肌と華奢な体躯、巻き毛と小さな耳と口、大きな目を持つ種族で、男女共に非常によく似た女性的な穏やかな姿をしている。エロイは高く穏やかな声で、未知の言語を喋るが、知能的には退化して幼児のようであり、その生活には諍いも争いもないように見える。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%B3_(%E5%B0%8F%E8%AA%AC)

これだけでビビッときませんか?少なくとも私は以下の事を思いつきました。

  • 単一の人種→グローバル化の結果、人種が混ざって行って一つになった。
  • エロイの身長は120cm→人間が小さくなっていった。
  • ピンク色の肌と華奢な体躯→運動不足により華奢になっていった?
  • 大きな目→視覚情報に頼りすぎた結果?
  • 男女ともに女性的→男という性は最終的に滅びます。別の機会で書きます。
  • 未知の言語→英語の発展形?
  • 幼児のよう→ADHD、AS、LDなどの発達障害発達障害もどき児が増加した結果?
  • 諍いも争いもない→平和主義の結果

世界戦を移動せよ

今度は一気にアニメネタへ(笑)これが…シュタインズ・ゲートの選択!!←バカ
これだけ未来が予測できているのなら、この未来を変えることも出来るわけですよ。中2っぽく世界戦を移動するって書きましたが笑

まず、日本の社会の変化の流れを予測すると、今すぐ成功者になりたいのであれば情報学や経営学をマスターして起業家を目指すべきでしょうが、私はそこにはあんまり惹かれません。だって10年後成功してもその30年後には滅びゆく概念に変化しているのですから。
というわけで、私はやはり「労働者の国」の思想と政策を40年後日本に実現させるために行動しなければならないのかなと思います。

そして、超長期的スパンで考えると、やはりADHD、AS、LDをどうにかしたい。「知能的には退化して幼児のよう」って、多分、ADHD、AS、LDの進化の結果だと思うのですよ。実際日本でADHD・AS(もどき)児が一気に増えています。これは、ADHD・ASの理解が進んで認知される数が増えたんじゃなくて、本当にADHD・ASの子が増えているんだと思います。ADHD・ASの大人に対する他人からの評価って、「自分勝手だったり、落ち着きがなくて、子供っぽい」じゃないですか。
そして、私自身もADHDを持っています。

ADHDの研究者になり、ADHD児に対する適切な教育方法を開発する。今の私の野望です。(まぁ、そんなこんなしつつ40年後の労働者革命に向けて準備できればいいんじゃないかな?)

まとめ

スウェーデンに来て二週間が立ちました。
後半の二週間はどのような教育が必要かを徹底的に調べ上げようと思います!



※追記1
もしかしたら労働者革命は30年後の2040年前後かもしれない。地球の人口90億人突破が2050年よりももっと早そうだし、同じ理屈で日本の人口減少ももっと早そう笑

※追記2
最後に労働者革命って書きましたが、間違いなく革命なんて起きないと思います。徐々に変化していくものでしょう日本の場合。