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地域学習の課題

スウェーデンベクショー市 フィールドワークで訪れた場所一覧

地図上での場所がわからなくて見掲載なものも幾つかあります。


わざわざ特殊なところにいかなくても、変わった人を連れてこなくても、自分の街の中でも学べるものはいっぱいあるよね。という発想が地域学習です。


実際私は今Vaxjo市の地域学習を実践しているようなかんじです。学べるものが山のようにあって、講義よりもフィールドワークのほうが楽しいです。




というわけで、今日は地域学習について考えてみた。
ちなみに帰国してから同じ事を草津市で実験してみようと計画中……。


何を学ぶか

地域学習で最も軽視されやすい議論です。「何を学ぶか」
「街にはいっぱい学べるものがありますよ〜〜だから街に出て学びましょうね〜〜( *・ω・)ノ」って言っても、「街に出て何を学ぶの!?」ってなります。
今、私がVaxjo市でやってるのは、「福祉政策について学ぶ」です。なので、それに関連する施設をめぐったり、話を聞いたりしているわけです。街に出て何を学ぶかをはっきりさせないと、地域学習っていうのは非常につまらないものになると思います。

学ぶものがあるか

何を学ぶかって決めても、その学ぶ対象が存在するのかどうかって結構深刻な問題だと思います。例えば、農業が中心の街で、工場なんてものがなかったとします。今使っている机やイスはどのように作られているのか、地域に出て学びましょうって言っても、製品は他の地域の工場で作られて、街にはこばれてくるわけです。街に学ぶものがどれだけあるかって結構重要だと思います。

地域活性化に成功する地域と失敗する地域。

地域活性化だ!ってよく巷で話を聞きます。地域活性化しないと田舎の過疎地が死んでしまう!って論理です。だからもっと地域に魅力的な物を作って若者を呼び集めよう!
地域活性化に成功する地域と失敗する地域があります。政策がよかった悪かったというのも存在すると思いますが、私はそれは問題の表面にしか過ぎないと思います。根本的な問題は「地域に魅力的な資源があるかないか」だと思います。
ここで言う資源とは、何も物的資源とは限りません。どのような人口・産業があるか。どのような街の歴史があるか。交通アクセスはどうか。気候はどうか。等々です。
「魅力的な資源が無いのであれば、周りから魅力的な資源を仕入れて活性化させればいいじゃないか!?」という話もあるのですが、残念ながらそれは一時的なものでしか無く、そう長くは続きません。
もし、地域に少しでも魅力的な資源が存在するのであれば、外部からの力を入れて刺激し、活性化させることは十分可能だと思います。
この地域活性化と地域学習って非常に似たような話題だと思います。地域活性化に成功した街は、地域学習にも成功するんじゃないかな?ってちょっと思いました。

まとめ

すっごく支離滅裂な文章になりました。申し訳ありません。今度「地域」について上手くまとめ直したいと思います。


地域学習。今日本のあっちこっちで叫ばれている言葉ですが、そのメリット・デメリットを考え、メリットをより多く、デメリットをより少なくする政策を取らないと結局意味ないと思います。