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Ubuntu 上でphp と Zend Framework の開発環境を整える

どうもこんばんは。きっとこの記事がかきおわるころには夜どころか朝になっているかもしれません。

Ubuntu 11.10の上で、Zend frameworkを使用したサービスの開発環境を整えることが今回の目的です。次回はMac用に記事書きます。

必要なソフトウェア

動作環境
開発環境

インストールしなきゃいけないもの山のようにありますね。サクサク入れていきましょう。なお、面倒くさいので以下のコマンドで常時root権限で操作しております。すどーさんが好きな方はそちらを使用してください。

$ sudo su -
$ 'Please enter your password'

動作環境のインストール

# apt-get install apache2
# apt-get install php5
# apt-get install mysql-server
# apt-get install phpmyadmin
# ln -s /etc/phpmyadmin/apache.conf /etc/apache2/conf.d/phpmyadmin 
  // 127.0.0.1/phpmyadmin にアクセス可能になる

apt-getの力を借りてインストールします。mysqlの設定ですが、ローカルのみでの開発で、物理的に外部からアクセスされないような環境であれば、rootユーザーのみを使用しても問題ないと思います。そうでない場合は、操作用のアカウントを一つ作成しておくといいかもしれません。

Eclipse (PDT)のインストール

PDT とは PHP Developer Tools の略です。これをインストールしちゃいます。
http://www.eclipse.org/pdt/downloads/
まずはeclipseの公式サイトに行って、PDTの最新版を落とします。不安なら、安定版を選択するといいかもです。これを解凍してデスクトップか何かに置きます。

次に日本語化をします。日本語化は以下のサイトから
http://mergedoc.sourceforge.jp/
注意すべきは、All in One というのを選ばないこと。そちらではなく、「本体のみ」とかかれたほうをダウンロードします。安定版でも最新版でもどちらでも構いません。
f:id:bussorenre:20120710000643p:image:w640
こんな感じに。笑

さて、このファイルを解凍するとpluginとfeatures という二つのフォルダが存在すると思います。これを、先ほど解凍したeclipseの本体(eclipse phpってフォルダ名だと思いますが)のplugin、features フォルダと結合します。(上書き保存でおkです)
最後に、以下の一文をeclipse-php.iniの文末に追加すればOK

-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar

これで、日本語でeclipseがつかえるようになりました

Zend Frameworkのインストール

日本語の資料が少なくて苦労しましたが、以下の方法で行けました。

# add-apt-repository ppa:zend-framework/ppa
# apt-get install zend-framework
# apt-get install zend-framework-bin

// apache の設定を修正する
# a2enmod rewrite
# vi /etc/apache2/sites-available/default
<Directory /var/www/>
# AllowOverride None
 ↓修正します↓
AllowOverride All
</Directory>

// phpの設定を修正する(追記)
# vi /etc/php5/apache2/php.ini
display_errors = On
// エラーを表示するように変更する

; UNIX: "/path1:/path2"
include_path = ".:/usr/share/php/libzend-framework-php"
// include_path に /usr/share/php/libzend-framework-php を追加する


後は、zf create project myproject という具合に、新規プロジェクトを作成することができます。apacheのドキュメントルートがデフォルトで/var/www/に設定してあるので、その下に作成するといいでしょう。また、eclipseのworkspaceと同じフォルダに設定してやると作業が効率的になると思います。

すっごい適当なインストールでしたが、とりあえず動いたので問題無しです。

感想

Fedora 8のころに自宅サーバー組んでたのですが、UbuntuFedoraでは全然ファイル構造が違うというか、かなり戸惑いました。そんな時にめっちゃ便利だなーと思ったのが、設定ファイルを調べる能力。設定ファイルに「何がどこにあってどう動作するのか」という事は一通りかかれている(はず)なので、これを調べて解決する能力って大事ですねorz