bussorenre Laboratory

hoge piyo foo bar

Sublime Text 2 というテキストエディタを使ってみる

古くから続くテキストエディタ宗教戦争に,第三の勢力が現れました。私の中で。笑



おはようございます!ぶっそれんれです。

今日はSublime Text 2というエディタを導入してみようと思います。

概要

Pythonでコーディングされたお洒落なテキストエディタです。当然のように補完機能などを揃えています。Windows Mac Linux スベテのOSで使えるので、自分の環境にあわせて入れてみましょう。

私はMac OS X Lion を使っているので、その環境に合わせて書きます。なお、使っているSublime Text はバージョン2.0.1です。ので、今後色々変更になる可能性があります。

起動してみる。

起動するとこんな具合になります。適当にCでHello World を書くとこんな感じ。
f:id:bussorenre:20120804103235p:image:w360
vim のkolokai みたいなカラースキーマですね。

では詳細設定をば

エクスプローラーを表示させる。

まず、公式サイトのデモにあるように,左側にエクスプローラーを表示させましょう。これは簡単で、メニュバーの「View」-> 「Side Bar」 -> 「Show open files」というコマンドで選択できます。
f:id:bussorenre:20120804103236p:image:w360

vim 風に操作する.

メニューバーから”Sublime Text 2″ > Preferences > Settings (Default)と進むと、デフォルトの設定をいじれます。これの325行目前後に存在する文を以下のように変更する。

// 変更前
"ignored_packages": ["vintages"]

// 変更後
"ignored_packages": []

これで、ほぼすべてのvim コマンドが使えます。ただし、:qなど使えないコマンドも結構ありますのでご注意。コマンドモードでコロンを打つと、使えるコマンドが一覧でわかるので、何が使えて何が使えないかはその都度調べられます。

Package Control を導入する。

これが最も神。vimやEmacsはプラグイン管理クソめんどくさかったですが、これは本当に素晴らしい。
まず、Pythonモードを使用するため、Ctrl + Shift + @でPython モードに。

f:id:bussorenre:20120804103237p:image:w360

import urllib2,os;pf='Package Control.sublime-package';ipp=sublime.installed_packages_path();os.makedirs(ipp) if not os.path.exists(ipp) else None;open(os.path.join(ipp,pf),'wb').write(urllib2.urlopen('http://sublime.wbond.net/'+pf.replace(' ','%20')).read())

というコマンドを実行。再起動後、パッケージ管理がコマンドモードから、install で行えるようになる。

使い方

普通のテキストエディタと同様、⌘A(スベテを選択)⌘Z(もとに戻す)⌘X(切り取り)⌘C(コピー)⌘V(貼り付け)が使えます。これ加えて、先ほどvimコマンドが使えるように設定すると,yyやpなどおなじみの方法でかけます。

一斉置換

一斉に置換させたい文字列を選択してから,⌘Dを押すと,同時にその部分が編集可能になります.(公式デモにもあります)

Python を実行

Ctrl + Shift + @ (日本語キーボード)でなんと画面下方にPython のコマンドラインが表示されます。これはPython厨歓喜

コマンド一覧を表示

⌘+Shift + Pでコマンドが一覧表示されます。初心者にはこれが便利だったりします。vim を有効にしていると、コロンが同じ動作をします。

f:id:bussorenre:20120804103238p:image:w360

パッケージ管理

コマンド一覧を表示させてから,install を打ち込むと利用可能なパッケージが一覧で表示されます。削除はremove でok

おすすめのプラグインとしては、

  • Package Controll
  • Shell-Turtlestein
  • ZenCoding
  • HTML5

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Sublime Text 2の魅力

  • Pythonで書かれている
  • 動作がぬるぬる動いておしゃれ
  • 紹介しなかったけど、パッケージ入れるとEmacsのコマンドも使えるようになる
  • 同時編集機能が無駄に豊富
  • 初心者にも非常に使いやすい構成(VimとかEmacsを使い込んでる人って、もはや廃人の領域かなーと思うので)
  • 学習コストが低い

Sublme text 2のだめなところ

  • CUI上では相当しんどい
  • シェルとの連携がしんどい(私がまだ見えてないだけかも)

くらいですかね。CUIしかない環境では素直にVimEmacsを使うことをおすすめします。シェルとの連携が弱いという事なんですけど、GUIが大前提のソフトウェアなので、素直に2つのアプリを起動して、Cmd + Tab でその都度切り替えたほうが早いと思います。笑


エディタの比較

http://funatti.hatenablog.com/entry/2012/07/13/155629
このページが本当に綺麗にまとまっていました。


今後気が向いたらこのページを序所に更新していけたらいいなと思います。はい