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自分は運が良かった

2024年。自分が思っていたよりも早く世界が動いている。

自分の心の時間が2018年で止まってしまっていて、前に進めずにいる。という主観的な理由もある。しかし、それとは関係なく、そもそも世界全体の見通し以上に動きが早いという、マクロ的な視点もある。

常々、自分は「運が良かった」と思っている。

「運が良かった」要因は大きく三つ。

最も大きい要因として、「好きな事/得意な事」が「成長産業」に近い分野にあった事。しかし、これはもう終わりつつあり、IT業界は成長産業から成熟産業に移りつつある。自分が思っていたよりも急速に成熟産業に移っている。非常に危機感を覚えている。

次に、世界の流れが追い風だった事。全体的に見れば世界は平和だったし、日本は好景気のサイクルの中に居た。好景気。と言っても、大規模金融緩和の中で無理やり発生した好景気の中に居ただけなので、それが良かったかどうかはさておき、その恩恵は多分に受けたと思う。

最後に、若かったこと。「若いうちの失敗は取り返しがつく」とよく言うが、本当にその通りだと思う。若いうちの失敗は取り返しがつきやすい事は間違いない。

しかし、これらはまさに生存者の「生存バイアス」である事を肝に銘じて、次の30年、60年に備えなければならない。私を助けて来たこれらの「運」は、もうない。4度目の失敗は、それこそゲームオーバーだと真剣に考えている。「死ぬまで生きる」を全うできないかもしれない。

運が味方をしている内に優位を取れればよかったが、私はそれが出来なかった。

だからこそ悔しい想いをしていたのだが、だからといって諦めたら本当にそこで試合終了である。勤めて冷静に、かつ直勘を信じてまっすぐ行かないといけない。寄り道している暇がもう多分ない。

まず、自分という個体が持つリスクを徹底的に下げていくしかない。今まで解決できなかった自分の問題を徹底的に解決しないといけない。なりふり構わず、それをなんとかしないといけない。